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2016年12月 6日

ひねもす俳句:数え日

朝霞
タイトルは「静謐」なりし山眠る  /勝美

鼓門
羅生門斯くやゆく年くぐる門 /勝美

用水路
堀割の空に片寄せられ落葉 /勝美

21世紀美術館の外の椅子
年越の相談終へてひと安堵 /勝美

金沢城壁
寒寄せつけず石垣を積む砦  /勝美


Posted by crip at 2016年12月 6日 08:56


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お句とお写真とのコラボが絶妙ですネ。
両々相俟って「勝美ワールドに惹き込まれました。
ほんとうに素晴らしい!

タイトルは「静謐」なりし山眠る  /勝美
*やたらにトゲトゲしく騒ぎ立てられる当節、
 このタイトルを与えられた勝美さんに乾杯です。

堀割の空に片寄せられ落葉 /勝
*掘割に映る空へのご着眼に感服いたしました。

年越の相談終へてひと安堵 /勝美
*相談相手がどなただったのか?
 想像が膨らんで私までが安堵しました。

俊孝さん おはようございます。早々とコメント有難うございます。横浜ではお世話になりました。このひねもすが楽しみの一つです。連想ゲームといったところです。いつもご覧下さって光栄です。これからもよしなに。

おはようございます。

数え日、ゆっくり拝見しました。
何か気ぜわしい十二月、どなたも同じようです。
追い立てられるように正月が来てしまう。
今月は久しぶりの吟行ですね。
楽しみにしています。

お気に入りの二句です。

寒寄せつけず石垣を積む砦   /勝美

堀割の空に片寄せられ落葉   /勝美

由人さん こんにちは。コメントありがとうございます。
来週は待ちに待った吟行ですね。楽しみです。参加者は6人と小人数ですがよろしく。

>タイトルは「静謐」なりし山眠る
朝起きて、普段目にしているものと異なる形の山が広がっていると
遠くまで来たなぁと感じます。

>羅生門斯くやゆく年くぐる門
門は、外側と内側を分けているようで、
それでいてつないでいるようで不思議なモンです。

>堀割の空に片寄せられ落葉
なんとなくあったかそうに見えますね。

>年越の相談終へてひと安堵
来れても明けても気持ちは焦るばかりです。

>寒寄せつけず石垣を積む砦
これを造った人たちは、きっと後世に残ると信じて、
これだけきっちりとした仕事をしたんだろうなぁと思います。

のうそうさん コメントありがとうございます。数え日が実感される今日この頃です。病気せず新しい年を迎えたいものです。今後とも凹ぞよしなに。

 タイトルは「静謐」なりし山眠る  /勝美

大きい写真で見ると、新幹線の車窓からアップで撮ったからか細部がぼけていて
まるで絵画みたいですね。安井曾太郎っぽい? もっとぽい画家いるかな。
長野あたりだったと思いますが、美しくも不思議な光景でした。


 羅生門斯くやゆく年くぐる門 /勝美

羅生門! なんとなく私もそれを思い浮かべてました。
映画の羅生門はもっと小さいし形も違うので、木でできてる所くらいしか共通点ないけど。
因みにこの門、あんまりいいデザインでないくせに威圧感があって、
見ていてもあんまりいい気持ちしません。
年が新しくなる度、見えない門をくぐっているのかも知れませんね。

 堀割の空に片寄せられ落葉 /勝美

写真は金沢長町武家屋敷に繋がる玉川公園前の用水路です。
この先には当時の足軽の家を残した資料館もあり、歩を進めていくと
冬に向かう古都の雰囲気を実感できてよかったですよ。
写真を撮っていても、落ち葉を見てはいませんでした。
まして水面に映る空に気づきもしなかったので、この句で再発見!

 年越の相談終へてひと安堵 /勝美

年越しの相談?! 得体のしれない妖精だか妖怪だかが密かに相談してたんだろうか。
メタルチックな椅子だから宇宙人かも。
21世紀美術館の庭で。勝手に。 
見えないやつら6人もこんなカッコでくつろいでるのか…。

 寒寄せつけず石垣を積む砦  /勝美

兼六園の夜散策に行く途中に見えた石垣。
この下は堀(いもり堀)です。
ライトアップされた石垣と反対にお堀は真っ暗で、怖いくらいでした。
この石垣の向こうは金沢城の本丸ですが、何度も焼失していて
殿様はここには長くいなかったらしい。
石垣がこんなに堅牢なのに、もったいない事です。

本丸下の石垣は、明治以降に三段に改変された物のようです。
それまでは1段だった模様。

あわさん コメントありがとう。金沢城は整備される前には行ったですが様変わりしたのですね。写真で楽しませてもらいました。残りの写真はコメントがもっと寄せられてからにしたいと思います。

勝美さん、数え日実感してます。ここのところ天気が良かったので出かけることが多くコメント遅くなってすみません。
掘割の空に片寄せられ落葉  勝美
映る空写真が広げる世界さすが
年越の相談終へてひと安堵  勝美
相談のあとの一人がいい。
寒寄せつけず石垣を積む砦  勝美
写真がいい。寒々とした石垣そのとおり
今年もあと半月まだまだ俳句作りは続くのでしょうね。19日の校正で会えますね。16日の吟行残念、由人さん、寧々さんによろしく

ハカリさん おはようございます。コメントありがとうございます。今回も写真に触発されるところ大でした。残り少なくなりましたがいつも俳句、ずっと俳句です。十九日には言いたいことがイッパイあるのですけれどね。吟行残念です。由人さん、寧々さん残念がるでしょう。次回は是非お願いします。

この処、学校の同級生や会社の後輩や人生の先輩等々、立て続けに亡くしまして、講評が遅くなりました。悪しからず、ご了承下さい。

タイトルは「静謐」なりし山眠る  /勝美
この写真は早朝の景色かしら? 朝靄がたなびいていて、「静謐」という言葉がピッタリの風景ですね。季語の「山眠る」は動きませんね。堂々として一句に仕上がりましたね。

羅生門斯くやゆく年くぐる門 /勝美
 大きな門ですね。改修中ですか? 一年のけじめとして、くぐる門とは面白い発想ですね。渡辺綱が鬼の腕を切り取ったという羅生門は何処にあるのか?良く知りませんが、この写真を見ていますと、これが羅生門に見えてくるから、不思議ですね。

堀割の空に片寄せられ落葉 /勝美
 じっくりとこの写真を拝見しました処、確かに掘割の中の水たまりに、空の景色が写っていますね。この空を表現する事で、一気にこの句に広がりが出て来ましたネ。勝美さんの観察眼の鋭さの勝利ですね。

年越の相談終へてひと安堵 /勝美
 椅子に座ったまま、眠り込んでゐる様は、正に天下太平ですね。何か安心して、ホッと一息ついて、その儘寝込んでしまったのでしょうね。「年越しの相談」と、上手に季語を持ってくることで、見事に一句仕上げましたね。お見事でした。

寒寄せつけず石垣を積む砦  /勝美
 見事に積み上げられた石垣ですね。「敵を寄せ付けない」のではなくて、「寒寄せ付けず」と、季語に置き換えたことで、見事な俳句に仕上げましたね。この「ひとひねり」こそが勝美さんの真骨頂なのですね。勉強になりました。

こんばんは

ひねもす俳句「数え日」拝見致しました。
例によって遅いレスをお許し下さい。

明日16日は吟行のご様子、ハカリさん、由人さん、寧々さん、皆さんご健吟のご様子、大慶に存じます。
当方脚が不自由で吟行もさぼり勝ちですが、ぼろ市や羽子板市、歳の市などイベントが続く吟行シーズンでむずむずしております。

以下「数え日」から三句、失礼致します。

◆羅生門斯くやゆく年くぐる門 /勝美
 北陸新幹線開通で出来た金沢駅の鼓門、その壮大さから鬼の棲む羅生門への転換が見事ですね。季語もうまく嵌りました。

◆堀割の空に片寄せられ落葉 /勝美
 水面の様子を描いた句は多いですが、片寄せられた、に写生が活かされていて新鮮でした。

◆寒寄せつけず石垣を積む砦  /勝美
 今年は真田丸、熊本城など石垣の目立った年でした。厳然とした様子が寒寄せつけずで具体化されています。


ひねもす俳句:数え日
うらわの俳人様 モバラ座の俳人渓春です。今年は寒の強い冬になりそうです。坂井春青先生が亡くなられて、また獺祭の重鎮がお一人減って悲しいですね。以下「数え日」いただきです。
✤タイトルは「静謐」なりし山眠る  /勝美
“山眠る”の季語は俳句を始めたころはなんと面白い季語があるものだと感心しました。うまい言葉だなぁとも思いました。今の季節、森は冬眠に入るようなものですが、山の動物たちにとっては厳しい食糧事情が待っています。熊のように冬眠すれば何とか乗り切れますがそうでない猿や鹿、野鳥など冬眠しない動物には苦難の日が続きます。山は静かに見守るだけですがね…。
✤羅生門斯くやゆく年くぐる門 /勝美
芥川龍之介の作品で「羅生門」がありました。それに「藪の中」を取り入れた黒沢明の映画もありました。人間のエゴを見事に表現した傑作でした。羅生門をエゴと仮定すると、このエゴという門は誰もがくぐる門であり、避けられないのではないですか。エゴのない人はいない、いやこの門をくぐらないと前に進めないし、生きていけない。羅生門は人生そのものです…。
✤堀割の空に片寄せられ落葉 /勝美
発想が面白いですね、木々の葉っぱも空が恋しいのです。ただ、落ち葉は落ち葉で次の命を育む土に還るのですから重要な役割を持っています。
✤年越の相談終へてひと安堵 /勝美
だらーんと力を抜いた姿勢に思わず笑っちゃいました。よほど安堵したのでしょう。彼女の相談事は一体何だったんでしょうか。人間関係の悩み?就職の悩み?恋愛?まぁ他人にはどうでも良いことですが、とにもかくにも良かったねとエールを送ります。
✤寒寄せつけず石垣を積む砦  /勝美
“人は石垣、人は城”という武田信玄の名言がありましたね。人を大事にしたリーダーに相応しい言葉ですが、「寒寄せつけず」に同じような意味を感じます。いじめにくじちゃいけないよと子供に声をかけたい…、世の中の厳しさを自分の心の強さで防ごうという事なのかもしれませんが…いやもっと含蓄がある意味があるのでしょう。今回も示唆に富む句の数々、ありがとうございました。

喜信さん おはようございます。コメントありがとうございます。横浜句会ではお世話さまでした。来年もよろしくです。

要介さん こんにちは。コメントお忙しいのにありがとうございます。一年があっという間に過ぎようとしています。獺祭もいろいろありました。そこそこ俳句が身辺に有って良かったという思いです。いつも俳句、ずっと俳句です。今日は気のあった仲間との吟行です。楽しんできます。

溪春さん おはようございます。九州の春青先生が逝去されました。寂しいことです。宮本主宰に続いて大きな穴は埋まりません。頑張るしかないようです。コメントには励まされています。これからもどうぞよろしく。

★タイトルは「静謐」なりし山眠る  /勝美
写真は、すみずみまで「静謐」で、水墨画のような静けさに満ちているのですが、なぜか、もの寂しさを感じさせない句です!(*^_^*)

★年越の相談終へてひと安堵 /勝美
師走のあわただしさの中、一つ気になってることが、片付いてホッとしているのでしょうか?そんな様子が伝わってきます!

日本海側は、吹雪など、天候が荒れている日が多いようで、お気の毒ですね。関東は、今年、暖かい12月のように思いますが、こんな天候こそ、後に大雪などに見舞われたりしないか心配にもなります。

知意子さん コメントありがとう。ひねもす俳句へのコメントは俳句への世界へ足がかりとなるものと思います。これからもどうぞよろしくね。


 
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