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2016年9月30日

ひねもす俳句:秋思なほ

ウーパルーパ
冬近し身ほとり透けてゆくごとし /勝美

アダン
爆弾か霜晴れ遠き紛争地 /勝美

チョウチョウオ
ゆく秋や癒えて用なき水枕 /勝美

秋の月
螻蛄鳴くや悪事は明明白白に /勝美

タニシの子
地球外生命天の川より来  /勝美


Posted by crip at 2016年9月30日 08:20


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ご多忙のことと拝察いたします。
このところ雨乃至は雨模様の連続にかこつけて、ほとんど家籠もりです。
一昨日、渋谷の馴染みのスナックで久し振りの夜遊びでしたが、立ち通しの終電にいささか往生しました。

お句を鑑賞。
いつものことながら勝手読みをご容赦下さい。

冬近し身ほとり透けてゆくごとし /勝美
 *「透けて」がわが身に重なりました。

爆弾か霜晴れ遠き紛争地 /勝美
 *争いは人間の業なんでしょうね。季節の動きもマトモでは
  なくなっている様子です。

ゆく秋や癒えて用なき水枕 /勝美
 *熱帯魚からの連想なんでしょうか? 恐れ入りました。

螻蛄鳴くや悪事は明明白白に /勝美
 *月の光に暴かれる? 秋の月には冷ややかさを感じます。

地球外生命天の川より来  /勝美
 *どんな珍客・・・招いたのはだれでしょう。

俊孝さん 早ばやとコメントありがとうございます。明日は横浜にお邪魔させて頂きます。よろしくです。

 冬近し身ほとり透けてゆくごとし /勝美
ウーパールーパーの写真からこういう句ができるとは。
いいセンスしてますね。(←上から目線で言ってみる)

 爆弾か霜晴れ遠き紛争地 /勝美
この植物「アダン」。アダン、バクダン。こんな実が落っこちてきたら
堪らない。けど、爆弾の比じゃないですね。

 ゆく秋や癒えて用なき水枕 /勝美
チョウチョウオの形は、こうしてみると水枕そっくりですね。
こどもの頃、茶色のゴムの水枕が嫌いでした。
チョウチョウオの水枕なら熱でても楽しそう。

 螻蛄鳴くや悪事は明明白白に /勝美
ケラの鳴き声がジ〜〜っと聞こえる静かな夜、
こんな明るい月に見られてる、悪事は明々白々に違いない!

 地球外生命天の川より来  /勝美
いや、これタニシの子ですから。
でも水槽のガラスにへばりついて、パクパク口(?)を動かしてるの見ると
一瞬なんだかわからない生物です。
宇宙からではなく天の川から来るところがミソですね。

あわさん おはようさん コメントありがとう。写真あればこその俳句と言う訳でして作者の想像力に寄与するところ大ですじゃ。アダンバクダンバクレツダン、モロトフのパン籠などというのもありましたよねえ。満月の夜にケラは鳴くのですね。心を覗くような月光は告白を促すでしょう。地球外生命体はタニシの子どもでしたか。貝類とは思ってましたが、天の川から飛来すればメルヘンですよね。

モトロフのパン籠、知らなかった!
見れば見るほどごっつい手榴弾に見えてくるなぁ。

戦時中都市上空にばらまかれたモロトフのパン籠は空襲という忌まわしい出来事の最たるものだった。体験はしていないが想像を絶する代物だったようです。

こんにちは

はっきりしない天気が続いています。
なんか今年の天候は変ですね。
地震、台風など災害の多い年になりました。

そんな中元気に活躍している勝美さんが眩しく
見えます。  

お気に入りの二句です。

ゆく秋や癒えて用なき水枕  /勝美

地球外生命天の川より来   /勝美

由人さん こんにちは。コメントありがとう。すっきりしない天気ですね。マイPCも駄目駄目で手こずっています。先月富山では雨の吟行でした。楽しかったです。今月のUTRは21日(金)如何?

堀留句会、楽しかったです。俳句はともかくとしてアフターのおすしと白ワイン勝美さんの話。これがあるから遠路出かけて行けます。時間をみつけて鎌倉のお寺吟行を楽しんでいます。実景を見ての句と昔見た思い出の句とではかみ合わないことが多くあります。焦らず自分の句を作って行きたいと思っています。
 ゆく秋や癒えて用なき水枕   勝美
 螻蛄鳴くや悪事は明明白白に  勝美
この二句を戴きます。熱帯魚が水枕とは写真を見ていると本当に見えてくる。螻蛄鳴くやの句、心配な世相わかります。
今日はお弁当持ちで手芸を楽しみました。俳句から逃げるのもいいと思っています、

今日は昨日より9度も低い肌寒い一日でした。一気に晩秋の気配が漂います。うらわの俳人様、モバラ座の俳人渓春です。愁思なほ、以下いただきです。
✤冬近し身ほとり透けてゆくごとし /勝美
いつもながら、あっと驚く為五郎的な写真に見入ってしまうのですが、この珍魚はなんという名前のサカナクンでしょうか?ところで、「身ほとり透けてゆく」という言い回しは俳句的な表現と言っても良いのでしょうが、しゃれています。空気が透明になっていく秋の感覚とも相まって身体全体で感じ取れました。
✤爆弾か霜晴れ遠き紛争地 /勝美
このような発想の句は勝美さんならではと思います。厳しい紛争地帯の状況はいつまで続くのでしょうか。いつまで続くぬかるみぞ…「幾星霜」の言葉が思い出されます。
✤ゆく秋や癒えて用なき水枕 /勝美
かわいい水枕の格好をしますね、この熱帯魚は。水枕はごわごわしていやな感触だけが記憶にあります。写真の魚もやはりサンゴと共生しているのでしょうが、近年の海水温の上昇で沖縄のサンゴが絶滅の危機に瀕しているようです。地球温暖化はこんなところにも影響が、哀しいです。
✤螻蛄鳴くや悪事は明明白白に /勝美
面白い、けらけらと笑いたくなるような…。この句から、豊洲問題を連想しました。明明白白になるはずが、なかなか…。藪は深い(笑)
✤地球外生命天の川より来  /勝美
タニシは地球外生命と言われればそうかもと頷いてしまう(笑)
我が家の近くの用水路や田圃の刈り取った後に伸びた稲の葉に真っ赤な色の卵をあちこち産み付けているのを目にします。色が毒々しいので不気味です。どうしてあんなに目立つ色にしたのか、わかりません。自然の不思議を感じます。今回も楽しませていただきありがとうございました。

ハカリさん おはようさんです。先日のほりどめアフターが俳句アフターの楽しさの極みでした。ハカリさんも吟行づきましたね。ぼちぼちやりまほ。

溪春さん おはようございます。何時もコメントありがとうございます。写真からの俳句への転換と展開は楽しみの一つです。そこのところを汲み取って下さって嬉しいです。ぼちぼちやりまっさ。

何かと多忙で遅くなりました。取り敢えず、思い付くままの雑感です。悪しからず。

冬近し身ほとり透けてゆくごとし /勝美
この白い魚の写真を拡大して、よく見ると、手足が4本ついていますので、もしかしたら、山椒魚の変種ですかね?初めて拝見しました。この魚を見ながら、冬近くになって、身体全体が透けてゆく様だと感じた勝美さんの感性には脱帽です。発想の転換がお見事ですね。

爆弾か霜晴れ遠き紛争地 /勝美
 この実は何の実なんですかね?こんな実も初めて見ました。この実の姿・形から爆弾を連想して、今だに絶えない戦火の紛争地に想いを馳せながら、一方では霜晴れの良い天気を満喫している私たちの平和な日常の幸せを読み込んだ対比の名句ですね。今、戦争のないこの国に住めている有難さ。全く同感です。

ゆく秋や癒えて用なき水枕 /勝美
 この写真。水枕そっくりですね。もう病いも癒えて元気になり、水枕も不要となった爽快な気持ちがヒシヒシと感じられますね。この熱帯魚の一枚の写真から、こんな発想の転換が出来るなんて! 勝美さんの感性の素晴らしさに感心致しました。

螻蛄鳴くや悪事は明明白白に /勝美
 雲ひとつ無い夜空に、くっきりと写し出された満月からの発想ですが、白日の下に晒された様々な悪事。例の築地の移転問題や五輪の癒着工事の問題等々・・・。聴けば聴く程、益々目を覆いたくなる様な話ばかりですね。そして、この句の季語=「螻蛄鳴くや」はドン・ピシャリですね。最高の時事俳句です。

地球外生命天の川より来  /勝美
 私にはよくわかりませんが、この虫の様な生き物はタニシの子供なんですって? 私も終戦前に2年程、集団疎開で田舎の方に疎開していましたし、タニシ取りにも行きましたが、タニシの子供は知りませんでした。これを「地球外生命」だなんて!
勝美さんは本当に発想力が豊かですね。夢が有って、楽しい発想ですね。季語の「天の川」もいいですね。

楽しい俳句でした。

喜信さんへ 「楽しくなければ俳句じゃない」というのが勝美めの信条でしてそれを実践したまでです。これからも楽しい俳句を目指します。どうぞよろしくです。

こんばんは
今月は第1金曜と第2土曜が繋がり、二日続けての句会となりました。
ひねもす俳句「愁思なほ」のご紹介有難うございます。愁思は難しい季語ですね。
今回は珍しい写真をご紹介戴いて世界が広がりました。
例によって勝手な感想をお許し下さい。

◆冬近し身ほとり透けてゆくごとし /勝美
 澄む秋に合せて身体も透けて行く感覚、判る様な気がします。

◆爆弾か霜晴れ遠き紛争地 /勝美
 紛争地までの飛躍が効いています。尖った葉が紛争地を象徴していますね。

◆ゆく秋や癒えて用なき水枕 /勝美
 癒えて用なきは当り前、癒えて放さぬではどうでしょう。
 
◆螻蛄鳴くや悪事は明明白白に /勝美
 月光は全てをあまねく照らし出します。議員の政活費などもっと照らして欲しいですね。

◆地球外生命天の川より来  /勝美
 こんな所に地球外生命体が! 一度使って見たい言葉です。

要介さん こんにちは。お忙しい様子なによりです。コメントありがとうございます。水枕への助言ありがとうございます。その方が宜しいかとも思います。再考します。またどし阻止お願いします。

>冬近し身ほとり透けてゆくごとし
確かに空気に透明感が出てきますね。そのピークはお正月のような気がします。

>爆弾か霜晴れ遠き紛争地
紛争というモノは、始まる時は意味が解るのでしょうが、長くなればなるほど、なんでやっているか訳がわからなくなって来るのだと思います。

>ゆく秋や癒えて用なき水枕
水枕というものを、今のこどもは見る機会がほとんどないので、同じ魚を見てもそこから水枕をイメージできないんでしょうね。


>螻蛄鳴くや悪事は明明白白に
じっと地面から息を潜めて監視しているんでしょうね。


>地球外生命天の川より来
地球の人間が想像する宇宙人の想像図を、本当の宇宙人が見たら「なんだこれ?」って思うかも知れないですね。本当は、見分けがつかないぐらい、地球の人間と同じなのかも知れません。

のうそうさん おはようございます。先日はわざわざお出で下さって済みませんでした。コメント有難うございます。ひねもす俳句は頭の体操みたいなものです。これからもどうぞよろしくです。

★爆弾か霜晴れ遠き紛争地 /勝美
インパクトのある写真と、爆弾に例えた、またまた、ユニークな句に魅かれました。世界のどこかで起きてる戦争。戦争のない平和な世界というのは、絶対不可能なの?と、いつも思います。

★ゆく秋や癒えて用なき水枕  /勝美
熱帯魚を水枕に例えるなんて、本当に面白い!です!(^O^)
熱が引いて用無しになった、今はあまり見ないゴム製の水枕と秋の寂しさが、共感を呼びます。

勝美先生、いつもありがとうございます。
今回の「秋思なほ」と前回の「移ろい迅し」を大変遅くなりましたが、今日コメントさせて頂きました。
9月、10月と横浜句会をお休みしてしまいご迷惑をおかけ致しましたが、11月句会は是非出席したいと思います。よろしくお願い致します。

知意子さん 少しは落ち着きと余裕ができましたか。お互い生身の人間、どこでどうなるやら分かりません。せいぜい俳句を楽しみましょう。


 
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