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2005年7月27日

ひねもす俳句:真夏の草木

空き地に咲いたアザミ
野あざみの茂みにも穴着弾地 /勝美

真夏の街路樹
傷口に樹脂吹き出せり酷暑の木 /勝美


Posted by crip at 2005年7月27日 11:50 | TrackBack(0) 


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今回は、終戦を意識された句ですね。

>野あざみの〜
アザミのトゲトゲは人への憤りからか?
いや、静かにそこに咲いているだけ。
腹の奥にどすんとくる感じがします。

>傷口に〜
樹木は人間の罪を記してそこに立っている。
傷を付けた人間がこの世を去ってもそこに木は居る。
ちょっと崇高な感じがある句ですね。

俳句もやっぱりリアリティだと思う。
読んだときに、なんかハッとするようなリアリティが
ある句がいいなぁと思う。
「こういうのを作ってやろう」と頭で考えてできた句はどうもなぁ。
野あざみの句がそう作ってある、とは言えないけど、
意図が見えるようで私はちょっと苦手。

傷口の句は、そのまんま受け取っていいのかな。
深読みすると、なんかちょっと教訓めいた意味を
拾ってしまったりして、そういうのもうっとうしくて苦手かも。
汗ぬぐいながら路を歩いてたら、ふと横の街路樹の幹に樹脂が流れ出ているのを見つけた。そんでもって
ああ樹も暑いだろうなぁと勝手に思った、ぐらい単純なのがいいなぁ。


 
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